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ハイエースの車中泊仕様に挑戦!【制振・断熱・床張り編】

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お金を掛けてプロに頼めばクオリティが高く見栄えも良い仕上がりになります。


そんなことはわかってる!


でもお金がないから自分でやってみる!


こんな単純な動機から始まった車中泊仕様へのDIY。


フルノーマル(ナビレス)からコツコツDIYでやってきたカスタム&車中泊アイデアを綴っていきます。

【今回のDIYはこんな感じ】
  • 静音・防振処理
  • 断熱処理
  • 床張り(クッションフロア)


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【制音・制振処理】で不快なノイズをカット


スーパーGLといえども普通車に比べるとチープな内装です。


特にドアを閉めたときの「バァーン!」にはがっかりです。


また、ロードノイズや降雨時に雨が天井の鉄板を打つ雨音もうるさいので改善しました。


天井、床、ドア、エンジン回りまで、効果がありそうなところにペタペターっと制振シートを貼っていきます。

ノックするように「コンコン」と叩いてみて音が反響する箇所がシートを貼るべきポイント!



制振シートはカー用品で買うと割高なのでネットで購入しました。



5mモノ1本で、1台分なんとかなりました。
(ケチらず使いたい場合は足りないかもしれません)


あらかじめカットしておくと作業効率が良いです。

ハサミでカットできました
細かくカットしておくと作業がスムーズ



あとは圧着できるローラーがあると便利です。



ノーマル状態が「ザ・鉄板」のような感じだったので、効果は実感できました。


特に降雨時はとても静かになりました。


雨の車中泊でも快眠できますよ。

天井
スライドドアステップ
ラゲッジ(左)1
ラゲッジ(左)2
ラゲッジ(左)3
スライドドア(左)Before
スライドドア(左)After1
スライドドア(左)After2
スライドドア(左)After3
リアゲート



フロントドアにはこのモールも追加してみました。



閉めたときの「バァーン!」が「ドン!」に変わりました。


貼るだけの簡単施工です。


ハイエースのフロントドア2枚分に間に合いました。

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【断熱処理】で暑さ・寒さに備える


車中泊するにあたって寒さは大敵です。


断熱処理を行うことで、鉄板(ボディ)から直に伝わる冷気を遮断できるので外気の影響をできるだけ少なくすることができます。

ペラペラのフェルトマットが貼ってあるだけ…



寒さだけでなく、夏場の直射日光による車内温度上昇もやわらげ、エアコン効果を高めてくれます。


断熱材はグラスウール(アクリアマット430/10K-50㎜)を使用しました。



こちらの3.1坪用1セットで余るくらいです。


グラスウールが入りそうな場所に詰め込んでいきます。


といっても天井と荷室のサイド部分くらいしかありません。

天井
ラゲッジ(右) 寒冷地仕様なのでヒーターがある



天井部分には結露防止のため100均のアルミ断熱シートを張っておきました。


結露防止効果があったのかは不明ですが、ないよりはマシでしょう!

アルミシート。効果のほどは…?



グラスウールは内装用の両面テープを使用して貼り付けています。


2年経っても天井が落ちてくる等のトラブルはありません。


グラスウールが設置できない場所や内張り部分には断熱シートを施工しました。

リアゲートの内張り
スライドドア内張り(右)
スライドドア内張り(左)


断熱シートは5mモノを購入しました。


5mmの厚さです。


裏面が粘着テープになっているので楽に貼り付けられます。


内張りを剥がすと必ずと言っていいほどクリップを破損しますので替えのクリップは用意しておいた方が良いでしょう。


純正互換品でも問題なく取り付けられました。


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床張り(クッションフロア施工)で汚れ防止


スーパーGLは標準でフカフカのフロアマットがついています。



経験上、フカフカのフロアマットは濡れると乾きにくく、砂や小石が隙間に入りやすいのでメンテナンス性に優れているとは言えません。


アウトドアで使用する機会が多く、汚す人も多い我が家の場合はフカフカのフロアマットとは非常に相性が悪いのです。


板張りで本物のフローリングのようにする方も多いですが、バイク等の重量物を積むことも無いのでクッションフロアを施工することにしました。(安いしね!)


まずフロアマットを剥がしてクッションフロアの型取りをします。


今回購入したクッションフロアはハサミで簡単に切ることができました。



サイズは182cm幅で足りました。


長さは余裕をみて320cmで注文しました。


フロアマットを剥がしたついでに制振シートを貼り付けました。


補強部の凹凸が気になったので家にあったキャンプ用の銀マット(おそらく8mm厚)をカットして凹部を埋めておきました。

凹部が気になる…
銀マットで埋めてみた
ついでに制振も



床面にも断熱シートを貼ろうかと思いましたが、純正のフロアマットの上にクッションフロアを施工してみました。(面倒だったのもある)

それなりに仕上がったけど柄が地味すぎたかな…



これだと寝るときに底冷えするかな~とも思いましたが、床面に寝る場合はキャンプ用のマットを敷くことになるので問題ありませんでした。


結果的に純正フロアマット+クッションフロアのおかげで柔らかく汚れにくい荷室となったので我が家の用途的には結果オーライです。


ちなみにクッションフロアはセカンドシート下まで施工したのでセカンドシートを一旦取り外しました。

セカンドシートを外したところ



このシートがかなり重いので2名以上で作業することをおすすめします。(腰は大事に!)

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まとめ:断熱は価値あり!


今回は制振、断熱、クッションフロア施工を紹介しました。


快適な車中泊を行うために、ぜひ断熱にはチャレンジしてもらいたいです。


新車を丸裸にするのは気が引けましたが思い切ってやれば何とかなります。


失敗と言えばどこに付いていたかわからない謎のクリップが2、3個余るくらいです 笑


車中泊仕様シリーズ、まだ続きます。