こんにちは、TANです。
今回は冬キャンプに向けてレインボーストーブをちょっぴり改造してみました!
※メーカーで推奨されているものではありません。保証等が受けられなくなる恐れがありますので挑戦される方は自己責任でお願いいたします。
トヨトミ レインボーストーブ
数年前に購入したレインボーストーブ。私が愛用しているのは「RB-250」という型番です。
春秋キャンプでスクリーンタープ内を温めたり、おでんを囲んでみたり…とても重宝しています。
しかし、このストーブには弱点があって、ストーブの真上はメチャクチャ熱くなるのに対し、正面が全然暖かくないんです。
別に不良品と言わけではなく、燃焼筒の中で炎が立ち上がるため、熱くなった空気が上昇して対流を発生させる「対流式」という仕組みのストーブなので仕方ないことなのです。
でもテントで使うと上に熱が逃げてしまうのでなかなか温まらなくて寒い思いをしていました。
春や秋のキャンプでは我慢できましたが、真冬のキャンプとなると少々不安が残ります。
そこで暖房効率UP作戦を実行します!
作戦① 反射板設置
レインボーストーブ側面のほんのり暖かい熱をステンレス板を使用して、正面に集める作戦です。
1.ストーブの燃焼筒を取り外す
まずはストーブの邪魔な部品を取り外します。
2.ステンレス板をカットする
ステンレス板をストーブに合わせてカットしていきます。
ステンレス板はホームセンターで購入できますよ。
高さは18cmにしました。
横幅はカットせず使用することにします。(25cm)
がたつきがあると危険なのでワイヤーで固定するための穴を空けておきます。
ステンレス板のカットは金属ハサミを使用しました。
3.外筒にハメて完成!
ステンレス板を外筒の形に曲げつつハメていきます。
場所が決まったらワイヤーを使用してステンレス板をストーブの外筒を固定します。
ワイヤーは100円ショップでステンレス製のものが買えます。
がたつきがないことを確認して完成です!
作戦② 燃焼筒にメッシュ追加!
さらに燃焼筒にステンレスメッシュを追加し、熱を逃がさないようにしていきます!
直接メッシュを熱してその熱を暖房として利用する魂胆です。
ヒーターアタッチメントと同じ原理ですね!
1.ステンレスメッシュを外炎筒に合わせてカットする
こちらもホームセンターで購入しました。
外炎筒のサイズに合わせてメッシュをカットします。
直径10.5cmなので…10.5×3.14=32.97cm。
これに留めしろとして+2cm。
幅は34.97cm≒35cmとしました。
高さは15cmとしました。
2.メッシュを筒状に成形する
留めしろの2cm分をホチキス留めしてメッシュを筒状に成形します。
外炎筒の溝にピッタリ。
特に固定はしませんでした。
※毎使用時にメッシュにずれがないか確認しましょう。
3.ストーブを組み立てて完成
あとは元通り戻せばOK。ガラス外筒も戻します。
定番の五徳(ゴトク)もちゃんと取り付けられます。
ゴトクがあると天板の焦げ付きを防止できます!はたして効果は…
早速試運転してみます!
お、暖かい!
1mほどの距離までであれば暖かさが伝わってきます!
ステンレス板の後方は全く熱くありません。
正面は触れないほど熱くなっているので効果はありましたね!
煤の発生もないので問題なさそうです!
早く冬キャンプで試したい!!
↓冬キャンで試してきました!
今回のカスタムはITOITO-STYLE様のページをヒントにさせていただきました。