
NANGA(ナンガ) オーロラダウンジャケットを購入し、着用後1年以上経過したのでレビューしていきます!
4シーズン目に突入しましたがまだまだ現役!
NANGAってどんなメーカー?
キャンプや登山好きな方は良くご存じの「NANGA(ナンガ)」は、ヒマラヤにある8,000メートル級の高峰“ナンガバルバット”が社名の由来となっている、滋賀県米原市にある国産「羽毛商品」メーカーです。
主にシュラフ(寝袋)やジャケット・パンツ等登山アパレルを国内生産しています。(一部公式ホームページより引用)
商品によっては永久保証がついているものもあり、品質には絶対の自信を持っているメーカーと言えますね!
オーロラダウンジャケット?
そんな国産羽毛商品メーカーが作るダウンジャケットが、このオーロラダウンジャケットなのです!

そして、NANGA独自のオーロラテックスという素材が用いられており、防水透湿性にとても優れているのです!
オーロラテックスとは(公式HPより引用)
多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地。防水性を高めると蒸気透湿性が低下するという問題を高レベルで解決した素材。2レイヤ地で20,000mm・透湿性6,000g/m2/24hrs、という高レベルの防水透湿性能を持っています。
スペックはどんな?
スペック(公式HPより引用)
表生地:オーロラテックス®
裏生地:40dnナイロンタフタ
中綿:スパニッシュダックダウン 90-10% (760FP)
羽毛量:150g
総重量:約650g
一般的に、500フィルパワー以下は低品質ダウンであり、600~700フィルパワーが良質ダウン、700フィルパワー以上は高品質ダウンといわれており、760FPのオーロラダウンジャケットは高品質なダウンを使用したジャケットであることがわかりますね!
でも、お高いんでしょ?
ご心配なく、私のような貧乏人でも購入できる価格です!(かなり奮発しましたがw)
ズバリ定価で41,500円(税込)です!2022年現在
私が購入した時は45,000円くらいでした…値下がりしてる…
私が購入前に悩んだジャケットと比較すると…
カナダグース ジャスパー
デサント 水沢ダウンジャケット アンカー
ザ・ノース・フェイス ヌプシ ダウンジャケット
マムート Meron IN Hooded Jacket
同等のダウン量(FP)を使用している商品のなかではかなり低価格だと言えますね!
デザインは?
ダウンジャケットなのでボリュームはそれなりにあります。
…が、ノースフェイスのヌプシのようにいかにもダウン!といったキルティング加工されていないので、若干スマートに見える気がします。
このあたりの見た目については個人の好みの問題だと思いますが、実際の写真を見てもらえれば想像がつきやすいかと思います。

ウエストも絞ることができます。

また、表面にツヤがなく、テカテカしていないので落ち着いた印象です。
通勤時にスーツの上に羽織っても違和感はないでしょう。(個人的見解ですが…)
↓チンガード

↓ダブルファスナー

↓袖口

↓内ポケット

サイズ感は?
180cm、70kgの標準体型ですが、Lサイズを着用しています。
国産メーカーなので日本サイズ表記です。

ウエスト回りはMサイズでも着用できそうですが、腕が足りなくなりそうです。
袖は若干短めな感じがします。(私の場合、手を挙げると手首から3~4センチ露出します)
着丈はお尻の3分の1ほどが隠れるのでちょうど良い感じです。
で、真冬でも暖かいの?
はっきり言ってかなり暖かいです。
私は北海道に住んでいて、1月・2月の極寒の通勤にオーロラダウンジャケットを着用しています。
通勤時は20分ほど歩きますが、上半身が寒いな、と思ったことは無いです。(顔面は寒いを通り越して痛いです。道民あるあるw)
そして一番驚いたのは透湿性です。通勤で20分歩いた後に地下鉄に乗るのですが、ムレない!これ最高。
良かったところ
・とにかく暖かい。
・雨・雪をはじく防水性もある。(1年たっても防水力は変わっていません。)
・透湿性が高いため蒸れない。
気になったところ
・フードにボリュームありすぎ?
地下鉄等に乗ると邪魔に感じる時があります。(フードにも十分にダウンが入っていつもでめちゃくちゃ暖かいです。吹雪の日はありがたいですが、もう少しボリュームダウンしても良いかと。)

総合的にみてどうなの?
真冬の防寒着として、価格・性能ともに満足できるダウンジャケットです!
外気温10度を下回る(マイナス気温もOK!)地域の方にはオススメできる商品です。
真冬のジャケットにお悩みの方は候補に入れてみてはいかがでしょうか?
2020年モデル発売&新モデル登場!
2019モデルと2020年モデルの変更点は以下の通りです。
・胸ポケットの大きさを変更した
・内側のダウンステッチを1本減らしダウンの膨らみが増えた
・ポケット内の保温性向上した
・止水ファスナー等のパーツ類の変更
・左胸にNANGAロゴが追加された
・ヌバックタイプの袖口タブで保温性が向上した
・価格が下がった
※追記1)2021年は大きな変更は無いようです。
※追記2)2022年も仕様に大きな変更は無いようです。(新色:ベージュが追加)
フード無しモデルが登場!
さらに、2020年秋冬モデルからフード無しのモデルが登場しました。
フードがない分シルエットがすっきりして見えますね!
価格も通常モデルより抑えられていますよ。
ハイスペックモデルが登場!
オーロラライトダウンジャケット
オーロラライト(軽量な防水透湿素材)を採用したハイスペックモデル。
首部分にはベンチレーションを装備しています。
ショルダー部は生地を2重にし、バックパックの摩擦に対する耐久性を強化しているようです。
重量は約634g、羽毛量180g、860FP!
オーロラダウンジャケットは…
重量が約650g、羽毛量150g、760FPなのでまさにハイスペック!
軽くなっているのに羽毛量が30gも多い!
値段は上がってしまいますが、少し頑張ってこのモデルを買うのもアリ!
キャンパーのための難燃ダウンジャケット!?
タキビダウンジャケット
焚き火シーンにダウンなんて穴あきリスクしかない!そう思っていたのは過去の話?
難燃素材(アラミド繊維)を使用したモデルも登場しています。
「超撥水加工」で雨も怖くない、まさにアウトドア仕様のダウンジャケットですね!
重量は約1134g、羽毛量155g、770FPとなっています。
おまけ(後悔しないために・・・)
オーロラダウンジャケットにはアパレルブランドとコラボした商品がいくつかあます。
なかでもおススメなのが、アーバンリサーチiDとコラボしたオーロラダウンジャケットです。
オリジナルより5,000円ほど安いです。
毎年売り切れてしまうようなので、気になる方は発売開始日時を要チェックです。
実はこちらのモデルが欲しかったのはナイショの話…w
国産ダウンメーカーのアウターを羽織って街に、キャンプに出かけよう!