こんにちは、TANです。
すっかり寒くなってきました。
雪国の住民にとっては悩ましい季節の到来ですね。
「今年の初雪はいつかな?」
「今年は大雪にならないと良いなぁ」
「タイヤ交換しなきゃ!」
「あれ?うちの車のタイヤ何年目?まだいける?」などなど…
毎年バタバタして疲れる!
そうならないためにも雪が降り始める前に準備しておきましょう!
スタッドレスタイヤの寿命は?
スタッドレスタイヤ取替の目安!
走行距離や保管方法などに左右されるため、一概には言えませんが、一般的には製造日から3、4年が交換サイクルの目安となってきます。
ここで注意しておきたいのが「使用開始日」ではなく「製造日」からというところ。
タイヤはゴムで出来ているのでだんだんと劣化してしまうのです。
タイヤを見れば製造日がわかる!
実はタイヤ自体に製造日(厳密には製造年・週)が書いてあるんです。
タイヤの側面を見ると4ケタの数字を見つけることができます。
この数字の前2ケタが製造週、後ろ2ケタが製造年(西暦の下2ケタ)となっています。
画像のように「3921」であれば2021年の39週目(9月27日〜10月3日)に製造されたタイヤだということがわかりますね。
週と年、逆の方がわかりやすくない?
タイヤの溝を見ても取替目安がわかる!
スタッドレスタイヤ取替の目安として「残り溝」で判断する方法もあります。
ガソリンスタンドやディーラーで
「タイヤ減ってますよ」
なんて言われて慌てて購入した、なんて方も多いのでは無いでしょうか。
言われるがまま取り替えていたなら要注意!
いいカモにされていたとしたら…。
そうならないためにも自分で判断できるように覚えておきましょう!
スタッドレスタイヤの残り溝の確認方法!
スタッドレスタイヤには「プラットホーム」という突起がついていて、これで残り溝の判断が出来ます。
このプラットホームがタイヤの溝に近づいてきたらおよそ50%摩耗した、ということになります。
残り溝が50%位までがスタッドレスタイヤの性能を発揮することができるのです。
残り溝以外にも注意しよう!
上記の判断基準はあくまで目安です。
溝だけでなく、ひび割れや亀裂が見られる場合はバーストやパンクの危険が伴いますので溝が残っていたとしても速やかに取り替えましょう。
また、「ロードノイズが大きくなってきた」「ブレーキの効きが悪くなった」と感じる場合も取替の目安として考えて良いでしょう。
ハイエースのスタッドレスタイヤの種類は?
ハイエース(200系)の純正タイヤサイズは195/80R15です。
(DXジャストローは185/75R15)
貨物車登録(1・4ナンバー)の場合はLT規格(もしくはC規格)のタイヤを装着する必要があります。
乗用車用のタイヤも装着自体は可能ですが、車検で不合格になるほか、事故の際に保安基準不適合車で保険の対象とならない可能性もあるので注意しましょう。
乗用車・キャンピング登録(3・8ナンバー)の場合はLT規格のタイヤを装着する必要はありません。
我が家のハイエースは4ナンバーだからLT規格を装着しています!
おすすめスタッドレスタイヤ
国内メーカーをメインにピックアップしましたので参考にしてみてくださいね!
ブリジストン BLIZZAK VL10
タイヤといえばブリヂストン1択!という方も多数いると思います。
我が北海道でもブリヂストンのスタッドレスタイヤの装着率は非常に高く、信頼性の高さが伺えます。
LT規格だと2022年に発表されたVL10は従来モデルに比べて「氷上ブレーキを15%短縮」「摩耗ライフを20%向上」を掲げており、さらに安心して雪道を走行できるのではないでしょうか?
ダンロップ WINTER MAXX LV01 for VAN
WINTER MAXX LV01 for VANは2024年に発表された最新モデルです。
氷上ブレーキ性能が従来品のWINTER MAXX SV01に比べ14%向上し、ライフ性能も12%向上しています。
本モデルに搭載の「インターロッキングサイプ」により横滑りしにくいのも特徴です。
ダンロップは氷上性能の高さを売りにしていますね。
ヨコハマタイヤ iceGUARD SUV G075 LT
iceGUARD SUV G075 LTは2016年に発売されたSUV向けのスタッドレスタイヤのLT規格版です。
エッジ効果や排雪・排水性に定評のある小型トラック用スタッドレスタイヤのトレッド技術をベースとしており、路面での制動性と安定性を高めています。
低温時でもタイヤゴムの柔らかさを保つ工夫がされており、路面との密着性を高めています。
我が家のハイエースはこのG075LTを装着してます!
そろそろ交換時期かも…
トーヨータイヤ DELVEX 935
DELVEX 935は2021年に発表されたモデルです。
タイヤの縦ミゾ(主溝)やブロックにジグザグ形状を採用することでスノートラクション性能の向上を図り、トラクション指数が従来品比で16%増加しています。
また、路面でのブレーキング性能が従来品比で7%短縮しています。
トーヨータイヤは他商品と比べて価格が安いので価格重視の方は要チェックですね。
スタッドレスタイヤもインチアップ?
15インチなんて履きたくない!
冬もオシャレなホイールを履きたい!という方もいることでしょう。
ハイエースの一般的なインチアップサイズは以下の通りです。
16インチ | 215/65R16 |
17インチ | 215/60R17 |
18インチ | 225/50R18 |
16インチにインチアップしたい!
ヨコハマタイヤ iceGUARD SUV G075
iceGUARD SUV G075は2016年に発売されたSUV向けのスタッドレスタイヤです。
氷上性能、性能の維持と省燃費に加え、静粛性も追求したモデルになっています。
LT規格ではないので貨物車への装着は自己責任となりますが、ロードインデックスは「109/107Q」となっているので規格値はクリアしています。
17インチにインチアップしたい!
LT規格の17インチスタッドレスタイヤは、国産メーカーでは見つけられませんでした。
海外メーカーでは製造しているのでこだわる方は検討の価値アリです!
ナンカン ICE ACTIVA SNC-1
NANKANのSNC-1はLT規格のスタッドレスタイヤです。
ただ、装着レビューがあまり無いので、信頼性については不透明です。
見た目重視の方は検討してみても良いのではないでしょうか?
ハンコック WINTER ICEPT LV RW12
HANKOOKのLV RW12もLT規格のスタッドレスタイヤとなります。
こちらも装着レビューが少なく情報が少ないタイヤです。
ドレスアップメインなら検討の余地アリですね。
18インチにインチアップしたい!
LT規格の18インチスタッドレスタイヤを見つけることができませんでした。
どうしても18インチを履きたい場合はロードインデックスに十分注意してSUV向けのスタッドレスタイヤを自己責任で装着するしかなさそうです。
下記の対応表で負荷能力を調べることができます!
空気圧別負荷能力対応表
https://tire.bridgestone.co.jp/about/tire-size/pressure-list
(BRIDGESTONEタイヤサイトより)
タイヤを安く取り替える方法!
定期的に訪れるタイヤの取替時期。
なるべく安く済ませたいですよね?
タイヤ専門店やディーラー、ガソリンスタンドで購入、組み替えをするよりもインターネット通販でタイヤのみを購入して取り付け可能なお店に持ち込むことで費用がかなり節約できます!
自動車整備工場の知人に聞いた方法なので信憑性アリ!
スタッドレスタイヤは冬道の生命線だ!
状態の悪いスタッドレスタイヤは事故のリスクが非常に高くなります。
適切な点検で安心安全な冬道ドライブを楽しみましょう。
定期的なタイヤ取替で過酷な冬道をベストコンディションで乗り越えよう!